10年ほど前の首都圏でのリングス会場でよく聞かれた、選手の名を連呼する応援。特に「前田前田前田〜!」は言いやすさで群を抜いていてインパクト抜群だった。
そんな昔話を思いだしたのは、いうまでもなく前田日明の復活だ。あの192cmの巨体から発せられる、モゴモゴして聴き取りづらい大阪弁で「あのね、老人ホームの学芸会みたいなプロレスはやるつもりありませんから」なんて言われたら、誰でもシビれてしまうだろう。
当然、今週号の週プロ、ゴング、ファイトの表紙も制覇。ビッグマッチの後は、週プロ、ゴングは同じような表紙でも、ファイトだけは別のスキャンダルをトップというパターンが圧倒的に多い中、現在、表紙の統一チャンピオンになれるのは前田ぐらいだろう。
写真は超能力者・清田益章と前田。