家の前にある吉野家がリニューアルしたので行ってきた。建物を全部壊して全面的に改築した、気合いの入った建物だ。
見た目からして全然違うのだが、中に入ってさらにビックリ。カウンターが減りテーブル席がメインになっている。テーブルにはファミレスみたいに、店員を呼ぶボタンも設置してある。改築前はCCBや中森明菜といった80年代歌謡曲の有線が店内BGMだったのだが、今度はジャズだ。こういう “BGM専門”っぽいジャズは、なんていうんだろう?
スタッフも若返り、ユニフォームも変わった。メニューも変わり、朝11時から深夜0時までが牛丼タイム。生姜焼き・豚みそ炒めといった定食やカレーはなくなってしまった。けんちん汁までなくなってしまったのは痛い。
その代わりに、牛チキンコンボ、豚チキンコンボといったプレートのメニューが増えた。値段は高めだが、ちょっとした野菜もついているので便利かも。
注文もファミレスみたいな機械式で、会計は出入り口のレジで。今まで大きな声で忙しい店員を捕まえて会計するのが嫌だった人には朗報だ。
ぼくは復活してから何度か食べたので、ふつうにおいしく食べただけだったけれど、妻は2年ぶり以上に食べた、紅生姜をたっぷりかけた牛丼並・つゆだくで感動に打ちひしがれていた。例によってご飯は1/3ほど残すのだが、肉だけはしっかり完食するところは変わっていなかった。